毎日のように食べたくなる蕎麦を、気軽に楽しんでいただくために
2008年7月28日、浜松市板屋町に「naru」はオープンしました。
「堅苦しくなく、気楽に素敵に楽しんでほしい。蕎麦が持つ素朴な美味しさを届けたい」という想いから、日々丁寧に蕎麦を打っています。
当店では、「江戸蕎麦」の割である二八蕎麦を提供しておりますが、ここ浜松で「江戸蕎麦」の魅力を伝えることに力を入れています。
かつて江戸の町には、1ブロックに1軒の蕎麦屋があり、蕎麦は日常に溶け込んだ手軽な食べ物でした。その伝統を受け継ぎつつ、現代のスタイルで蕎麦を楽しむ提案をしています。
蕎麦を楽しむ、多様なスタイル
蕎麦にはさまざまな楽しみ方があります。立ち食い、機械打ち、手打ち、十割、三割……。長く愛されてきた蕎麦だからこそ、そのままが良いものは残し、時代に合わせて変化する部分も大切にしています。
どんな方にも蕎麦を楽しんでいただきたいと願っています。
ビジネスマンの忙しいランチタイムにも、グルメな方の特別なひとときにも、家事や育児に奮闘するパパさんママさんの癒しの時間にも。
それぞれのスタイルで蕎麦をすすり、楽しんでいただける場所でありたいと考えています。
夜は「蕎麦前」もお楽しみください
夜のnaruでは、蕎麦だけでなく「蕎麦前」の文化も大切にしています。
お酒とともに、板わさや焼き海苔、鴨料理などのおつまみを楽しみ、最後に蕎麦で締める。そんな粋なひとときをお届けします。
素材へのこだわり
蕎麦の実
八ヶ岳産、北海道産、茨城産など、季節に応じて厳選し、石臼挽きで自家製粉しています。
鰹節
枕崎産の二年もの本枯節を使用しています。
野菜
家族農園、地元の加藤農園さん、農家さん、近隣のファーマーズマーケットなどから、無農薬や有機など少しでもこだわりのある新鮮な野菜を仕入れています。
ひとつひとつ、丁寧に仕上げた食材を通じて、蕎麦の美味しさを感じていただければ幸いです。
蕎麦をたぐり、すすりながら、素敵な出会いや思い出が生まれる空間でありたいと願っています。
これからも「手打ち蕎麦って、やっぱり美味しい!楽しい!」と感じていただける店づくりに励んでいきます。
少し欲張りな願いかもしれませんが、末永くお付き合いいただけるとうれしいです。
手打ち蕎麦(そば) naru® 店主 石田貴齢
Ishida Takatoshi (Gori)